お金の価値が無くなるとしたらどうしますか?
今日の紹介本は、こちら!!!
仮想通貨やお金の変化に敏感な人は知っている人も多いと思いますが、
あのFacebookが作ろうとしている全く違う形の通貨!!
Libra!!
について詳しく書かれている本を紹介していこうと思いまっす!!
1.Facebookの狙い
Qなぜ、このタイミングでFacebookはリブラを発表したのか?
中国のフィンテック企業が猛スピードで成長していることをご存知ですか?
BATHと言われるアメリカのGAFAに対抗するフィンテック企業のことです。
特に、中国のテンセントは金融サービスで多くの利益を上げています。
この中国のフィンテック企業が短いスパンで急速に存在感を表してきたことによりに対して
Facebookは危機感を感じたのではないでしょうか。
そして、
米国主導でない外部の存在によって金融領域のイノベーションがリードされてしまうのではないかと懸念を抱いたのだと著者は記している。
2.Facebookの弱点
Facebookの収益構造のほとんどが広告収入で成り立っていて、そして広告収入の収益構造だけでは収益性向上はいつか限界を迎えるでしょう。
そして、ライバルであるテンセントは先ほども記しましたが金融サービスで利益を上げています。このことからFacebookは広告収入以外での収益を得ようとしているのではないかとささやかれています。
3.リブラ によって生まれる収益構造
①金利での収入
②手数料
主にこの2つで収益を勝ち取ろうとホワイトペーパーから読み取れる。
4.リブラ の目的
リブラ発表時の、ホワイトペーパーにはグローバルな金融包摂を実現することを目的としています。
金融包摂とは、貧困や難民などに関わらず誰もが金融サービスにアクセスでき金融サービスの恩恵を受けられるようにすること。
日本では銀行やATM、クレジットカード、ローンなどいろいろな金融サービスを老人から子供までアクセスして恩恵を当たり前に受けています。でも世界に目を向けてみるとこれは当たり前ではないのです。アンバンクドと呼ばれるいわゆる自分の銀行を持っていない人がたくさんいるのです。このような人達に携帯一つで銀行と同じような仕組みのリブラを提供することにより金融包摂を実現するというのがリブラ通貨発行の目的です。
感想
リブラはたくさんの金融当局へのダメージを与えるだろうし、日本で考えるなら赤字国債の発行などの効果が低下したりなどたくさんの問題があってそれを解決してから発行するとマークザッカバーグは公言していて難しいことだらけだが是非発行して新しい通貨として世界中の人が便利に使えるようになるのをまた望んでいます。僕も使ってみたわわあああい!!
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